タイピング速度の向上のためには何をすべきか。
うちの職場では、電子カルテを使用しています。
病院のスタッフはパソコンとキーボードを使って文字を打つのですが、普段パソコンを使わない人や、今まで使ったことない人にとっては案外ストレスです。
病院で働く上で、タイピングのスキルというのはあまり重要視されないことが多いですが、タイピング速度が早ければ電子カルテに記載する時間を短くでき、他の仕事に時間を割くこともできる、もしくは残業を減らせることも出来る非常に重要なスキルです。
あるとき、おばちゃん看護師が電子カルテに記録をしているときに、人差し指だけを使ってキーボードを押し、ゆっくりと記録をしていました。
間の悪いことにそれを院長が目撃してしまい、そんなんじゃ時間がいくらあっても足りない!と思ったのか、情報システム部に病院スタッフのタイピング速度を向上させろと命令を下しました。
タイピング速度を向上させるという院長の着眼点はあながち間違ってないと個人的には思いました。
しかし、他人のタイピング速度向上をさせるのは結構大変だと思います。
情報システム部もとんだとばっちりです。
一体どういう介入をしていったかというと、ともかく楽しんでタイピングを練習させることにしました。
情報システム部はこのe-typingという無料のサイトを利用し、スタッフ全員にタイピング練習をさせることにしました。
このe-typingはタイピングのためのサイトで、ジャンル別の単語練習からタイピング検定、はたまたタイピングスキルを利用した職業斡旋まで幅広く扱っています。
さらに、この中で腕試しレベルチェックというものがあり
これをスタッフ全員にさせることで自分自身のレベルを知り、最終的にはレベルC以上になるように促しました。
その結果、ほとんどのスタッフがタイピング速度が向上し、全体的な時間の有効活用につながることができました。
実はこのときに、病院内のタイピング速度テストで一番だったのが僕でした。笑
腕試しレベルチェックでGood!より上のレベルは????になっています。
それより上のレベルの称号をみるためには300点以上を取る必要がでてきます。
この称号が結構面白くて、ぼくが一位になったときはCometでした。笑
隕石級の速度でタイピングを打てたというわけですね。笑
そして朝礼中に突然院長がやってきて僕に近寄ってき、一体何かしたか?と一瞬焦ったのですが、「はい、チャンピオン」と言い残し、記念品(USB)を頂きました。笑
もちろん、全国には僕よりももっともっと速くて正確にタイピングを打つことができる人は大勢いますのでまだまだ修行が足りません。
他にも称号は隠されていますので、自らの手で明かしていき、タイピング速度向上を目指すのも良いかもしれませんね。
余談ですが、僕はこのe-typingだけでタイピングが早くなったわけではなくて、オンラインゲームで培われました。
すでにサービスが終了してしまったのですが、無料でオンライン麻雀対戦ができる東風荘というアプリで、麻雀をしながら対局中にチャットをして楽しんでいました。
もちろん対局中は次にどの牌を切るか考えながら会話をするので、必然的にタイピングが速くなったというわけです。笑
パソコンを使用しない仕事や生活だけども、タイピング速度を向上させたいと思う方がいましたら、まずは楽しみながら少しづつ練習することが大事かと思います。